「あ、あははは………」



こいつ心の底から
そう思ってるから
もはや何も言えない



まじ………
なにがしたいのか
こいつは…



今のやりとりだけで
ドッと疲れた
もう構うのやめよ



俺はタロに
背中を向けて
自分の部屋へと向かう



『あっ!オイっ!逃げんのか!?』

「あ~はいはい、もうそれでいいですよ……」

『この弱虫!童貞野郎ー!イン〇!はげ!粗チ〇野郎~~!』



……背後から
とんでもない言葉が
聞こえてくるけど
気のせい!!のはず…
何も聞こえません…