『俺、夢路小太郎(ユメジコタロウ)!タロでいいぜ!半年間地方に行ってたんだ、よろしくなっ!』 タロはニカッと笑うと 握手を求めてきた 「う、うん!よろしくっ」 タロって奴… 見たところ 俺と同い年っぽいし 何かいい奴そうだ! いい友達になれそうっ! 白河組では あんまり同世代って いないから こーゆー存在って 有りがたい。 俺はシッカリと 握手をして 笑顔を返した 『あんた、名前は?』 「あっ!ごめん!俺、笹木悠って言うんだ」 『………悠?あんたが!!?』