《バイトの給料出たばっかりだし、問題ないよ》 「……すいません、ごちそうさまです!」 《うんうん、後輩はそれで良いんだよ》 そう言うと 郁人先輩は いつものように オレの頭をそっと撫でた 心地よい先輩の 手のぬくもり 一体いつから だったのだろう? この手のぬくもりを オレだけのものに したいと思い始めたのは オレのこの 先輩への想いの 正体や名前なんて わからない でも…… 郁人先輩は オレの目の前で 楽しそうに笑ってる