《そっかぁ……“普通は”そうなんだね》 郁人先輩は “はぁ~”と ため息をつく 《相原、俺ね、同級生に“不破さん”って呼ばれてるんだ》 「………同級生にっすか?」 《そうだよ。笑っちゃうよね。だから…普通に“不破”でいいよって言ったんだけど……》 先輩は肩を すくめて また、ため息をついた 《誰一人、俺を呼び捨てで呼んではくれない…》 「郁人先輩……」