10分くらい経っただろうか…… スーパーから出てくる馬鹿一名。 「お、重い……」 力がないくせに大量に買い込んでいた。 一度荷物を下に下ろし、辺りを見渡す甲斐。 そして…… 「ぬわあー! あのタクシー帰りやがったなあーーー!」 発狂した 直後、近くにある柱に向かって走り、本日二度目の渾身の頭突きを繰り出した。 「ふんふんふんふん!」 リズムよく柱に吸い付く頭。 近くにいた人が慌てて逃げる中、一人の男が近づいていく姿があった。