「ねぇねぇ。あの女の子、今日もあそこにいるよ」


小さな女の子が、公園のベンチで、しょんぼりとしています。


「毎日悲しそうだよね」

「うん。どうしたんだろうね」

天使たちは、女の子の事が心配で仕方ありません。


「ねぇ、風の女神様なら何か知っているよね」

『そうだね!』

天使たちは、女神様の所に行きました。