帰りの車内、R&Bのゆったりと甘い音が流れる。



「来てよかったぁ…」


ふいに、聞こえるかどうかわからないくらいの小さな声でリサが呟いた。


その顔には、俺の大好きな笑顔が浮かんでいる。



この時俺は、もう一度あの場所で君が見た流れ星を見れるような気がしたんだ。



確かに、そう思ったんだ───。


..shooting star..END*