「おい麻子!!」 「な…何?」 「行くぞ!!」 「ふぇ?撮影は?もう終わったの?」 「終わった」 裕太は私の手を引っ張って歩き出した。 な…何?やっぱり嫉妬? って何処行くのよ~~!! 「じゃーね、麻子さん裕太さん」 拓也はニコニコしながら手を振っていた。 私も振り返そうとしたけど、裕太に手を握られて出来なかった。 そんなに嫉妬しなくてもいいのに…って、私も嫉妬してたじゃん!! アホだわ。 てか、本気で何処行くの??