「嘘だーー!!」 「嘘じゃないし。まぢまぢ」 「えー!!信じられない…」 あの可愛い子が男? 嘘だ嘘だ。 でも、裕太は嘘つかないし…んー? 頭の中がごちゃごちゃして、なかなか整理が出来てなかったとき、その子がこっちに来た。 「あー裕太さん!何処行ってたんですか~?」 甘い声をだすさっきの子。 本当に男の子? 声も見た目も、女の子そのもの。 化粧でここまで変われるか? 私はジーッとその子を見ていた。