「この間も見に行ったら腕にかすっただけ。

穂純組の幹部候補が、これでいいのかよ。」

健二は銃を握りしめて笑っていた。

「健一になりすますのは面白かったよ。

ホンモノの健一は今頃お前を

探しているだろうなあ。

病院で張ってたのは確かなんだぜ。」