私…倉元さんの彼女になったんだよね…? だったら… 「私…倉元さんの先生じゃないよ…?」 「…あ…そうだな…!! 彼女を『先生』なんて呼ばねぇもんな?」 『彼女』その言葉が嬉しい。 「…杏莉…おいで?」 差し伸べてくれた手を握った。 呼び捨てにされたことにドキドキしながら… 「あ!!じゃあ杏莉もちゃんと俺の名前呼んで?」 「え?倉元さん…?」 私前から名前ちゃんと呼んでるよね…?