「………もう一回言って?」 「私……あの… 倉元さんが好きです…。」 目を見てしっかり伝えた。 きっと伝えることは、出来ないと思っていた言葉を… 「ありがとう…俺も好きだ… 一目惚れだったけど、話せば話すだけ好きになっていったんだ…」 そう言いながら私の目にたまった涙を親指で優しく拭ってくれた。 「…嬉しいです… 本当は今日…倉元さんを忘れる為に合コンに来たんです…」 彼の指が止まった… 「…どうして…?」 そんなの1つしかない。