星夜くんが、ニコニコしながらやって来た。 「…凪くん?」 私は不思議に思った… パパって呼ばないの? まぁ、そういう家もあるよね。 「あ、俺の名前、凪って言うんです」 私が不思議そうな顔をしていたので、改めて自己紹介してくれたみたい。 「星夜くんは、名前で呼ぶんですね~」 「はい。俺がそう呼ぶように教えたんです」 やっぱり。 「そうなんですか~。 あ、星夜くん、今日はもうお迎え来てくれたからかくれんぼはまた明日しようね?」