「次、晃の次に里美に会ったの私だと思う…」

 俺は晃のことも心配だったが、それよりも里美の最後の日のことをもっと良く知りたかった。

 どうして里美が死ななくてはいけなかったのか、それを今日知ってやることは俺たちの義務なんじゃないか、そう思った。