シャリマが宿屋のカウンターで、部屋の手配をしていた時、宿屋の店主がシャリマの後ろで待って居たドラムに気がつくと…


ウチは部屋に動物は持ち込み禁止だよ。
…と店主に言われ、ドラムが言い返しました。

オレは動物じゃない!人間だ!!


店主は驚きました。
人では無い生き物が喋ったからです。
コイツは魔物だ!
おい!アレを持って来い…と店主の娘らしき子供に言いました。
娘は、ドラムを見るなり『アレ』の意味を悟り、カウンターの奥の部屋から猟銃を取りに急いで戻りました。


ドラムが言いました。おい!なんか、ヤバイぞ!逃げるぞ。

ドラムは、尻尾でシャリマの手を引き宿屋から急いで逃げ出しました。
宿屋の店主も、後から追いかけて来てシャリマ達に目掛けて、猟銃をブッ放しました。
その銃声を、聞き村人達がシャリマとドラムに注目し、宿屋の店主が魔物と魔女だ!
と叫びました。


村人もシャリマ達を見て、家の中にある銃や弓を取り、シャリマとドラムに目掛け銃や弓で攻撃して来ました。
シャリマ達は、必死で走りました。必死で村から逃げ出し、なんとか村人達から逃げ出せました。


息を切らしながら、ドラムが言った。
ハァ…ハァ…
何もしてないのに、イキナリ攻撃してきた…