独白・骨



そんなことをぼんやり考えていたら、くわえたタバコの灰が白衣の上にこぼれ落ちたので、胸ポケットから携帯灰皿を取り出してそのまま揉み消した。


まだ半分くらい残っていて、少し勿体なかったかなと後悔する。


タバコではなくて、時間のこと。


僕は二時間に一度、タバコ一本分の休憩をとる。


その時間だけは、研究以外のことを考えるようにするためだ。


つまり、脳の休息。