さらさら、さらさら。 ズコツは僕の声に応えるように、さらさら、さらさら音を奏でる。 それは「ハタラケ」だとか、「マジメニヤレ」とか、そういう風に聞こえて、僕は仕方なくデスクに向かう。 立ち上げられたパソコンは白い画面のまま。 その横にズコツを置いて、目を閉じれば最初の一言が浮かんでくる。 そうして僕は、文字の海に沈み込む。