帰り道、私は先生の車に乗って帰った。 「今日起きたこと、すべてが夢みたい」 「先生にまた会えたなんて夢みたい」 今日の出来事を思い返しただけで、ドキドキしてしまう。本当に信じられない。 「かわいい事言ってくれるね。オレも夢みたいだよ」と運転席の先生が笑った。 「好きだよマコ」 「私もだよ。奏太」 end