苺みるく。

智哉が優しく微笑んで私の手を引いた。



「ここ、サインして?」



智哉の指差すほうに視線を移すと


テレビで見たことがある


婚姻書だった。



何にも例えられない感情が


こみ上げてくる。


もうすでに


夫の欄には智哉の名前が書かれていた。