あの日から俺は毎日のように碓氷に話しかけた
朝廊下で会うと
「おはよぅ」
と声を掛け、
放課後だったら
「また明日な~」
で、休み時間に碓氷が一人でボーっとしているときも俺は声をかけ続けた
碓氷も最初は戸惑っていたものの次第に笑いかけてくれるようになった
周りからひやかされるときもあったっけ
そのたびに碓氷は顔真っ赤にして
「何よ~喋ってるだけでしょ~」
と、みんなに言う
みんなはその反応が面白くてやってるのにね
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…