お店に入って、あれこれ見ながら悩んでる亜矢は、なんというか一生懸命で…。 俺は嘘をついてるっていう罪悪感を少し感じていた。 だって、何か理由をつけないと、亜矢は俺と出掛けたりしない気がしたんだ。 亜矢は、俺の事…好きではないと思うから。 「コレ…どーかな?」 指さしたのは小さな木製の宝石箱。 蓋を開けると、曲が流れた。 「…オルゴールにもなってるの。お母さん、アクセサリーたくさん持ってるほう?小さめだけど、大丈夫かな?」