わたしはまた恋をする ~年下の彼~



「優太が寄こしたの?もう…大丈夫なのに…」


「違うんだよ、亜矢ねーちゃん。悠斗が行くってきかなくて…」


え?


「そしたらジャンケンで勝った奴が迎えに行こうって事になったんだ」


「ジャンケン…?」


何をしてるんだこの子達は。


「信じられない強運で悠斗の勝ち。
んで、悠斗だけ行くのは駄目だって言う優太の意見で俺が来たの」


隼人君は息を整えながら笑って言う。


「優太って亜矢ねーちゃん好きだよね~マジでシスコンだよ」