息を切らして電車に乗り込み、携帯で時間を確認。


「…間に合うかな…」


そう呟いて、空いている席に腰を下ろして目を閉じる。



…ドキドキなんてしてないんだから。


ただちょっと、癒されたいだけ。


毎週水曜日は、私にとって、毎日頑張ってるご褒美の…


ちょっとしたイベント。