私はその写真を何気なく手に取った。 これしか写真がないのかな。年頃は小学校低学年くらい…? 幼い少年が大勢の友達と一緒に写っている。 中央にいるのがお兄さんなのかな…。 そう思っていると、私は知っている顔を見つけた。 見間違えるはずがない顔。 「……優太だ…」 これは、優太が小学2年生の頃の写真だった。 お兄さんって…優太と同い年なの…? 良く見ると、隼人君も映っている。 「まさか…」 中央の少年に目を凝らす。 ……似てる。彼に。