それから、断りきれない私は図々しく家に上がってしまって。
こんなつもりじゃなかったのに、なぜかケーキまでごちそうになっている。
いいんだろうか。だって、麻美ちゃんと私は友達と言えるような間柄でもないし、
実際、私は彼女とケンカを覚悟で来たのに…。
あれから私は麻美ちゃんの携帯に何度もかけたけれど、麻美ちゃんは私の電話には出なかった。
バイトはしばらく休んでから復帰したら、麻美ちゃんはもうバイトを辞めていた。
彼女の住所も知らなかった私は、なんとか店長に頼み込んで住所を聞き出して…。
そして、ここにいる。

