わたしはまた恋をする ~年下の彼~



その言葉に、背筋が凍りついた。


自分の身にあり得ないことが起こってると感じたから。


振りほどこうとした私の手を彼は力強く握って私の耳もとで囁いた。


「純情ぶったってだめだよ。麻美から聞いてる。誰とでも寝る女なんだろ?」



頭が真っ白になった。


逃げなきゃ…


そう思ってとっさに男の足を思いっきり踏みつけて走り出した。




「…いってぇ!!何すんだよ!」


男が怒って追いかけてくる気配を感じて、私は怖くなって必死で走って逃げた。