「ちゃんと断りなさいよ!?下手に惚れられたら困るでしょ!?分かった?」 七海はひとしきり怒った後、ジュースを買いに行くと言って席を立った。 「…断るって…どうしよ。今日なんて…」 加奈が困ったような顔で私を覗き込んだ。 「私も一緒に行ってあげようか?」 私は首を振る。 「加奈は今日、久しぶりに先輩と出掛けるんでしょ?」 加奈は幼なじみの彼氏とずっと続いている。 「そうだけど、翔ちゃんとは毎日顔あわせてるんだから平気だよ~?」