だから亜矢を好きだと気付いた時、本当は不安の方が大きかった。 誰かを必要として、そしていつか裏切られるのが… たまらなく怖い… そんな俺を変えたのは、他でもなく、彼女だった。 そんな考えを取っ払っても、どうしても、 逢いたい。 顔が見たい。 声が聞きたい。 俺には亜矢が必要で、亜矢に振り向いて欲しくて… 振り向いてくれたら、手を繋ぎたくなって、抱きしめたくなって、キスしたくなって。 このままずっと、一緒にいられるんじゃないかって… 夢を見た。