父さんから今の母さんの住所を聞いて、亜矢が選んでくれたプレゼントを玄関先に置いてきた。 …誕生日プレゼントなんてデートの口実だったけど、 亜矢が一生懸命選んでくれたプレゼントをどうしても渡したかった。 「…気に入った?」 「とっても気に入ったわ…ありがとう、悠斗」 母さんの笑顔は輝いていて、今、幸せな生活をしてるのが伺えた。 それを知れただけでも…良かった。 「悠斗…気が変わったら、いつだって戻って来ていいのよ…」 母さんの言葉に、曖昧に頷いた。 でも…今は… 「元気で…母さん」