その日は朝から晴れていて、穏やかな日だった。 私は優太の部屋のドアを開けて、中の様子を伺った。 「…優太?大丈夫なの?」 優太はベッドに横になったまま、掠れた声で返事をした。 「大丈夫じゃ…ねぇし」 何日か前から風邪を引いていた優太はとうとう昨夜に高熱を出してダウンした。 「今日は学校行けないね…。お母さんに言っとくから、ゆっくり寝てな?」 優太は真っ赤な顔で少し身体を起こして、申し訳なさそうに声を出した。 「ねーちゃん、ごめん…今日、勉強会の日なのに…俺のせいで中止だな…」