寒いけど仕方ない。外で会おう…。 出来るだけ暖かいように厚着をして、コートを羽織った所で携帯が鳴った。 『亜矢?もう家に着くけど』 「うん。えっと…そうだ、寒いから角のコンビニに…」 『…もう通り過ぎたし。てか、亜矢んちの前だし』 「えぇ!?」 部屋の窓から下を見ると、悠斗君の姿が見えた。 悠斗君は私に気づいて、軽く手を上げる。 『家に入ったらまずいだろ?ワリイけど、降りて来て。亜矢』 私は携帯を切って、慌てて部屋を飛び出した。 変に胸が高鳴る理由は、考えないようにした。