いや、俺はさぁ。と翔がまた考え出す。 そして答えが見つかったのか 翔もまた体ごとこちらを向けてきた。 「いちゃいちゃ…したり?」 うん、と答える。 翔の口がまた止まる。 それしかないわけね。 「いちゃいちゃしたり? いちゃいちゃしたり?」 わたしは呆れたように言う。 すると翔は 「まぁ、そんなとこ」 と言って困ったように笑った。