泣いている優里を抱き上げて優しく揺らすと暫く泣いた後、落ち着きを取り戻し自分の親指を吸いながら眠りにつくと再びベッドへ寝かせた。 翔矢。愛里。優里。 慎矢さんと私の大切な宝物。 あなた達がいるから、パパもママも毎日頑張れるのよ。 これからも、沢山の幸せを運んで来てね。 パパを愛する気持ちと同じ様に、あなた達の事を愛してるわ。 私はそれぞれ三人の額に口づけを落として、子供部屋を後にし寝室へと戻った。