「は、離してっ!!」 「……お前…女だからって容赦しないぞ…?」 「…いっ……」 慎矢さんは彼女の握っている包丁を無理矢理取り上げると手首を掴んだまま片手で彼女をぐぐっと持ち上げる。 「…腕…脱臼するかもな…脱臼で済んだらまだましか……二度とその腕使えなくしてやろーか…?」 彼女をそのまま壁へ押し付けると、相手の手首を向いてはいけない方へと無理矢理向けて行く。 「し、慎矢さんっ!!やめてっ!!」 私は咄嗟に慎矢さんの服を引っ張った。