「力づくで手に入れ様なんて、小学生のする事だと思わないの?例え手に入ったとしても、心がないのに満たされる訳ないじゃない」 「…うるさい……うるさい……うるさいっ!!…あんたが居るから…いけないのよ……あんたがいるから…」 彼女はぶつぶつと何か呪文を唱えるかの様に言葉を発しながらキッチンへ行くと、料理包丁を取り出し握り締める。 強く料理包丁を握りしめたまま、私へと向かってゆっくりゆっくりと歩いて向かって来る。