秘密な契約と掟破りな愛【最終章】



確かに眠ってる。しかも…上半身裸で……。


私はある事を確かめ様とズカズカと慎矢さんへ近付くと肩をポンポンと叩き慎矢さんの名を呼び掛ける。


慎矢さんはぴくともせず、深い眠りについている。


私はもう一度慎矢さんを揺すって起こそうとしたけど、案の定起きる気配がない。


「…やっぱり」


慎矢さんが起きる気配ないのを見て、私は内心凄くほっとした。