秘密な契約と掟破りな愛【最終章】



「寝てる…?どうして寝てるの?あなたが薬を飲ませたんじゃない?」


「それはどうかしら」


「とにかくお邪魔するわね」



私は彼女の言葉を聞くまでもなく、玄関を上がると慎矢さんを部屋中探した。


彼女、寝てるって言ってたわよね…?って事は寝室かしら…?


私は行き当たりばったりで部屋を探しドアを開けては唖然となってしまった…。


慎矢さんがベッドで寝ていたから。