「…どうした。言えない事か?」 「……慎矢さん…浮気とかしてないわよね…?」 「…なんだそれ。当たり前だ」 「…そっか…なら、いいの。本当に何でもないから、大丈夫だから」 「……そんな事聞かれて、俺が引き下がると思うのか?何があったか言ってみろ」 慎矢さんはじわじわと私へ詰め寄る。慎矢さんが詰め寄った分だけ私が後ずさると、とんっと背中に何かがあたりいつしか壁へと追い込まれていた。