「竜崎さん。赤ちゃん連れて来ましたよ」


「ありがとうございます。会いたかったわ。おはよう、優里」



私は優里を抱っこして、鼻と鼻を擦り合わせて頬にキスをする。


昨日の出産も、翔矢と愛里の時と同じ安産だったのよね。


私、骨盤広いのかな?確かにお尻は身体に比べて少し大きい気がするけど…。女性体型なだけよね。



「早くお家に帰りたいね。皆、優里の帰りを待ってるからね〜」



優里って名前は、愛里の名前を付けた時に、次も女の子が出来たら優里にしようって決めてた。