秘密な契約と掟破りな愛【最終章】


「当たり前だ。出会った時から今でも愛してる気持ちは変わらない。お前しか見てない」


「ありがとう。私も慎矢さんの事、変わらず愛してるわ」





あなたは、肝心な時はいつもちゃんと応えてくれる。


そんな所も意地悪な所も全部がたまらなく好きで仕方がないの。





「…朱里。愛してる」


「私も、愛してるわ」





暫く見つめ合うと、私達はそっと唇を重ねた。何度も優しく甘いキスを繰り返した。