秘密な契約と掟破りな愛【最終章】


「ねぇ慎矢さん」


「何だ?」


「ずっと、私だけを見てくれる?」


「どうした、急に」


「…何となく飴が欲しくなって」





五人家族になって幸せなのは幸せよ。本当にとても幸せ。


私、欲張りだから…慎矢さんとはいつまでも、恋人同士の様なラブラブな夫婦でいたいの。


それに…。


慎矢さん…モテるんだもの。幼稚園のママ友達の中でも評判いいんだから。