秘密な契約と掟破りな愛【最終章】


「そんな事言いながら、沢山してくれるんでしょ?」




私は自然と顔が綻んでいるのがわかるぐらいの笑顔で慎矢さんを見上げた。




「どうだろうな」


「否定しないって事はしてくれるんだわ。慎矢さんは意外にくっついたりするの好きだから」


「……お前に言われたくねぇな」


「クスクス。私は大好きよ。スキンシップはとても大切な事だと思うわ」




慎矢さんも思ってるでしょ?子供達が寝てからいつも私との時間を大切にしてくれるもの。