紅い樹

突如として現れたのは背の低い女の子だった




「おお…」




「傘持って無いんですか?」




「別に、この程度の霧雨なら傘なんか必要ねぇからな、それに傘なんか有ったらいざという時…あ、イヤ、なんでもない」