花代を払ってくれた火露にも申し訳なく思うがどうしてもその気にはなれなかった 「旦那様、せっかくお会いしたんで、名前位教えてくんなんし、旦那様が教えてくれたらわっちも本当の名前おしえんしょう」 逸葉はにこりと笑った