それっていいとこねぇじゃん。 心の中でケッと悪態をついていると、お袋が俺の顔を覗き込んだ。 「やめなさい、その顔! とにかく、心吾は一人でいろいろ考えて何も言わないでモヤモヤイライラしてないで、ポーカーヘェイスきどってなくていいから、感情のまま動いてみなさいよって事!」 『…別にわざと感情出さないように抑えてるわけじゃないし。』 「へぇ。 じゃあ、どうしてイライラしてるの。 心吾はかっこつけすぎなの! 冷たいのは根っからでも何も感じてないふりをするのはやめなさい。」 ギクリとした。