いきなり呼び出されて、せっかくの休み時間が無駄になった…とため息を吐きながら教室へ戻ると、直哉がニヤニヤしながら俺の席に座っていた。
「おかえり~!
疲れた顔しちゃってひどいねぇ~。
今日の女の子どうだった?」
『知らね。
つーかしつこすぎだし。
なんだあれ。
付き合ってれば好きになるかもなんてどんだけ自分に自信あんだっつぅの。』
「…ま、好きになって欲しいってゆう願望だね、それは。」
『願望ねぇ…。
つーか、退けよ。』
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