まこ兄はいつも挨拶ばっかりでちゃんと話した事がなかったけど、ちゃんと話すと本当は優しく人。 ここちゃんが結婚を決めたくらいだもんね…。 『ふふ、まこ兄は心吾より分かりやすいね。』 「あん?」 怖い顔で見下ろされたけど、なんだかもう怖くない。 「親父と心亜何してんの。」 相変わらずだらしなく着崩した制服姿でだらだらと歩いて来たのはあたしの幼なじみ、そしてあたしの好きな人でもある。 「お前だらしねぇなぁ。」 まこ兄が心吾の制服を触った。 「別に普通だろ。 じゃ。」