「相変わらずクールな奴。
ま、そこが女の子はたまらないんだろうねぇ~。」


『は?何言ってんだ。
バカかてめぇは。』


「ドSな毒舌俺様。
Mにはたまらないね~」


『Mはお前だろ。』


「じゃあ今日一緒に2ケツしてた彼女はドMなの?」


顔を上げて直哉を見ると、前の席に座って俺と向かい合うとにっこり笑った。


『………………………。
見てたのか。』


「うん。
彼女遠くてよく見えなかったけど可愛いっぽかった!
そっかぁ~心吾は面食いかぁ~」