「ようやく魔王を倒せる時が来たのだ。何故あの扉を破壊する必要がある?」
「魔王とか、私にとっては最初からどうでもいいことなのよ。早くここから脱出したいだけなんだから」
私は無理矢理、手を振り解こうとする。
アレックスの身体はまだ回復しておらず、どうやら剣を杖代わりにして不安定な状態で立っていたらしい。反動で簡単にバランスを崩し、私の上に倒れ込んできたのだ。
私も咄嗟のことだったので、鎧の重みを避けることができなかった。気付けばアレックスの顔が息遣いも分かるほど近くにあり、思わず慌ててしまう。
「ちょ…アレックス、重いんだけど。ていうか何処触ってんのよ、スケベ!」
「す、すすすまん…無論わざとではない。不可抗力なのだ」
「エリスさんも酷いですよ〜、僕の上に倒れてくるなんて〜」
「だって仕方ないじゃないの。そこにいるエドが悪いのよ」
「人のせいにするのは〜人間として醜い行為ですよ〜。その上息苦しいし〜重すぎて〜身動きも取れない〜」
「悪かったわね。それに言っておくけど重いのは私の体重のせいじゃないし、アレックスの防具が原因なんだから、文句ならアレックスに言ってよね」
3人が折り重なるように倒れたままで色々言い合っていると、アレックスの背中に目映い閃光が走った。同時に衝撃が体中を伝わってくる。更に間を置かず、私たちの倒れているすぐ横でも爆発した。
「魔王とか、私にとっては最初からどうでもいいことなのよ。早くここから脱出したいだけなんだから」
私は無理矢理、手を振り解こうとする。
アレックスの身体はまだ回復しておらず、どうやら剣を杖代わりにして不安定な状態で立っていたらしい。反動で簡単にバランスを崩し、私の上に倒れ込んできたのだ。
私も咄嗟のことだったので、鎧の重みを避けることができなかった。気付けばアレックスの顔が息遣いも分かるほど近くにあり、思わず慌ててしまう。
「ちょ…アレックス、重いんだけど。ていうか何処触ってんのよ、スケベ!」
「す、すすすまん…無論わざとではない。不可抗力なのだ」
「エリスさんも酷いですよ〜、僕の上に倒れてくるなんて〜」
「だって仕方ないじゃないの。そこにいるエドが悪いのよ」
「人のせいにするのは〜人間として醜い行為ですよ〜。その上息苦しいし〜重すぎて〜身動きも取れない〜」
「悪かったわね。それに言っておくけど重いのは私の体重のせいじゃないし、アレックスの防具が原因なんだから、文句ならアレックスに言ってよね」
3人が折り重なるように倒れたままで色々言い合っていると、アレックスの背中に目映い閃光が走った。同時に衝撃が体中を伝わってくる。更に間を置かず、私たちの倒れているすぐ横でも爆発した。



