「えっ!? 本当?
マジでOK!?」
予想外の雅紀の興奮気味の言葉に、俺は目を見開いた。
目の前の雅紀は手でOKのマークを作ると俺たちに見せてくる。
後方では、誠がガッツポーズを見せ、相変わらずのマイペース人間のコウは軽く拍手をしていた。
三人は喜んでいるが、俺は喜んでなんていられない。
てっきり茅乃のことだから、断ってくると思っていたのに、なんであいつ、承諾してんだよ!?
俺はずかずかと雅紀に近づくと、「貸せ!」と携帯を奪い取る。
「おい、茅乃!
一体、どういうつもりなんだよ!」
『あ、圭くん。
………それは、こっちのセリフだと思うけど?』
憎ったらしい言い方をする茅乃の声に、俺はますますこの茅乃が本当に誘いを受けたのか疑ってしまう。
「お前、本当に雅紀たちの誘いに乗るつもりか?」


